こんにちは!
今日は毒出しのツボで有名な「築賓(ちくひん)」を紹介したいと思います。
築賓は、身体の老廃物や毒素を排出する助けとなる重要なツボであり、顎関節症や皮膚症状にも応用できるツボの一つです。
築賓の効果
1. 毒出し効果
築賓は、身体に溜まった余分な水分や老廃物を排出し、デトックス作用を促進するツボです。
鍼灸によって築賓を刺激することで、体内の気血の流れが改善し、毒素を体外に排出しやすくなりますので、美肌効果にも期待できます。
2. 顎関節症
顎関節症は、顎の動きや噛み合わせの異常からくる痛みや違和感が主な症状です。
築賓は、下腿の内側にあるツボですが、ここからの結合組織(ファシア)が頭蓋骨までつながっていると言われています。
築賓に鍼刺激を加えることで顎関節症の原因となる筋肉の緊張こわばりが緩和され、顎周りの歪みや痛みが軽減する効果が期待できます。
3. 皮膚症状
築賓は、老廃物の排出を助けることで、皮膚のトラブルを緩和するのに有効です。特に、湿疹、アトピー、ニキビなどの皮膚炎症の改善をサポートする効果があります。
また、肩にある肩髃(けんぐう)といつツボと組み合わせて使うことにより、皮膚の炎症や痒みを軽減させ、体内からのデトックスを促すため、自然治癒力の向上が期待できます。
鍼灸によるアプローチ
築賓への鍼灸施術では、ツボに鍼やお灸を行い、血流や気の巡りを活性化させます。
これにより、毒素の排出が促され、全身のバランスを整え、顎関節症や皮膚症状を根本から治療することを目指します。
他の関連するツボとの組み合わせ:
顎関節症に対しては、顎周りのツボ(下関など)も併用することが効果的です。
皮膚症状には、合谷や曲池といった消炎作用を持つツボを組み合わせて施術することが多いです。
皮膚症状や顎関節症でお悩みの方は、是非当院にご相談ください!