こんにちは!昨日久し振りにコーヒーを4杯も飲んだら夜眠れなくなりました。
ということで、今日はカフェインについてお話したいと思います。
カフェインは不眠症の原因や悪化要因の一つとして知られています。
カフェインの摂取が睡眠に与える影響について解説します。
カフェインと不眠症の関係
カフェインは中枢神経を刺激し、覚醒作用をもたらす成分です。摂取すると交感神経が優位になり、眠気を感じにくくなります。特に、不眠症の人はカフェインの影響を受けやすいため、以下のような影響が考えられます。
- 入眠困難:カフェインはアデノシン(眠気を促す物質)の働きを抑制するため、寝つきが悪くなります。
- 睡眠の質の低下:カフェインを摂取すると、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少し、夜中に目が覚めやすくなります。
- 睡眠時間の短縮:カフェインの作用で寝る時間が遅くなり、結果的に睡眠不足につながることがあります。
- 体内に長く残る:カフェインの半減期(体内で濃度が半分になる時間)は約3〜7時間ですが、代謝が遅い人(特に高齢者やストレスを抱えている人)は影響が長引くことがあります。
カフェインを避けるべきタイミング
- 就寝の6時間前から控える(理想は12時間前から)
- 午後のコーヒーやエナジードリンクは避ける
- 夕食後の緑茶や紅茶、チョコレートも注意(意外とカフェインが含まれています)
カフェインを減らすための工夫
- デカフェ(カフェインレス)やハーブティーに切り替える
- 水分補給は白湯やノンカフェインの飲み物にする
- 朝のコーヒーは1杯までに抑える
不眠症を改善するために
カフェインの摂取を減らすだけでなく、睡眠環境を整えることも重要です。
- 寝る1時間前はスマホやPCを避ける
- リラックスする時間を作る(ストレッチや深呼吸)
- 就寝・起床時間を一定にする
不眠症が続く場合は、東洋医学的なアプローチとして鍼灸治療も有効です。
自律神経を整えることで、睡眠の質を改善することが期待できます。
よく効くツボに「失眠(しつみん)」や「安眠(あんみん)」というツボもあります。
ご興味がある方は、札幌市西区にあります「八軒さきがけ鍼灸整体院」の施術を是非お試しください。