東洋医学と夏野菜のすすめ - 八軒さきがけ鍼灸整体院

東洋医学と野菜

昔の人は、野菜の食す部分がどこで育つのかで２種類に分けていました。

土の上で育った野菜(葉野菜や夏野菜)は陰

土の中で育った野菜(根菜)は陽

夏は土の上で育った野菜を、冬は土の中で育った野菜を多くとることで、寒さや暑さに負けない体を作っていました。

そのシーズンに出来る旬の食べ物を食べるということは、栄養価が高いというだけではなく、

その季節にあった体を作るために大事なことなのです。

夏は暑さが厳しく、体力を消耗しやすい季節です。そんな夏を元気に乗り切るためには、栄養豊富な夏野菜が大いに役立ちます。今回は、夏野菜がもたらす健康効果について詳しくご紹介します。

中でも個人的におすすめなのが、トウモロコシ！

特に北海道ではとうきびと呼ばれています。

トマトやピーマンなどに比べて嫌いな人が少ないのではないでしょうか？

ちなみにトウモロコシを漢字で

玉蜀黍　

と書くそうです。　難しいですね。

トウモロコシは、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。以下は、トウモロコシに含まれる主な栄養素とその健康効果です。

トウモロコシにはビタミンB1（チアミン）やビタミンB3（ナイアシン）が含まれており、エネルギー代謝をサポートします。これらのビタミンは疲労回復に効果的です。

ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力を高め、肌の健康を保つのに役立ちます。トウモロコシを食べることで、日常のストレスから体を守ることができます。

食物繊維は消化器系の健康を促進し、便秘の予防に役立ちます。トウモロコシには不溶性食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整えます。

マグネシウムは筋肉と神経の機能をサポートし、骨の健康を保つのに重要です。また、心臓の健康を維持するのにも役立ちます。

トウモロコシに含まれる食物繊維は、消化を促進し、便秘の予防に役立ちます。また、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を健康に保つのに役立ちます。

トウモロコシにはルテインやゼアキサンチンといったカロテノイドが含まれており、これらは目の健康を守るのに役立ちます。特に加齢黄斑変性症の予防に効果的です。

トウモロコシは炭水化物が豊富で、エネルギー補給に最適な食品です。特に運動後や疲れた時に摂取することで、素早くエネルギーを補充することができます。

ビタミンCと抗酸化物質が豊富なトウモロコシは、免疫力を高め、風邪や感染症の予防に役立ちます。また、抗酸化作用により、体内のフリーラジカルを除去し、細胞の健康を保ちます。

水分補給 夏野菜は水分を多く含んでいるため、暑さで失われる水分を効率的に補給することができます。キュウリやトマトなどは特に水分が多く、脱水症状の予防にも役立ちます。
体温調節 夏野菜は体を冷やす効果があります。例えば、ナスやトマトは体の熱を冷まし、暑さによる体温上昇を防ぐのに役立ちます。
抗酸化作用 夏野菜にはビタミンCやリコピン、アントシアニンなどの抗酸化物質が豊富に含まれており、紫外線によるダメージを軽減し、肌を健康に保つ効果があります。
消化促進 オクラやナスなどに含まれる食物繊維は腸内環境を整え、消化を促進します。これにより、胃腸の調子を良好に保ち、夏バテ予防にもつながります。
免疫力向上 ビタミンCやビタミンB群は免疫力を高める効果があります。夏風邪の予防や疲労回復に役立ち、夏を元気に過ごすためのサポートをしてくれます。

夏野菜は、暑い季節を健康的に乗り切るための強力な味方です。それぞれの野菜が持つ栄養素とその健康効果を活かして、バランスの良い食事を心がけましょう。夏野菜を積極的に取り入れて、暑さに負けない体作りを目指しましょう。