こんにちは!

昨日は恵庭市で「積聚(しゃくじゅ)治療」の講習会を受講しました。

積聚治療では、腹部症状のうち、痛積(痛み)、牢積(硬さ)、動積(拍動)の3症状を基本症状とし、全身の状態を反映しているとみなします。

積聚の「積」は陰気、「聚」を陽気として、病態を陰陽観で判断します。

 

また、腹部を五臓領域に分け、積の現れる位置から証をたて(診断し)、治療を行っていきます。

治療は主に背中のツボを使います。背中を上部から五行的に金・火・木・土・水の5領域に分け、証に応じてツボを選択し施術をします。

 

積聚治療の基本治療では皮膚に接触する程度の鍼を用いるため、ほとんど痛みはありません。

どのような病気でも、その本質は「生命力の低下」であると捉え、生命力を高めれば体は治る力を得るという考えで治療を進めていきます。

積聚治療(基本治療)にご興味のある方は是非ご相談ください。