こんにちは。
札幌市西区の八軒さきがけ鍼灸整骨院です。
12月が近づくと、毎年ニュースでも交通事故の増加が取り上げられます。
札幌でもこの時期になると事故件数が増え、当院にも交通事故による首や腰の痛み、むちうち症状で来院される方が増えていきます。
今回は、
「なぜ12月は交通事故が増えるのか?」
「どのようなケガが多いのか?」
「治療を受ける際に知っておくべきポイントは?」
といった内容を、専門家の立場から分かりやすく解説していきます。
これからの季節に向けて、事故を未然に防ぎ、万が一の時に適切な判断ができるよう、ぜひ参考にしてください。
■ 目次
-
交通事故が増えやすい時期とは?
-
12月に交通事故が多い理由
-
交通事故の主な原因ランキング
-
交通事故で負傷しやすい部位
-
交通事故後の正しい対応と治療の流れ
-
当院の交通事故施術について
-
まとめ|万が一の時は八軒さきがけ鍼灸整骨院へ
1. 交通事故が増えやすい時期とは?
この記事を書いているのは 2024年11月27日。
札幌ではすでに気温が一気に下がり、道路の凍結や薄暗い夕方が増えてきました。
全国的に見ると、交通事故が特に増えるのは
12月〜1月の年末年始シーズン といわれています。
札幌は積雪・凍結の影響もあり、本州以上に事故が起きやすい環境があります。
実際、札幌市や北海道警察の発表でも、初雪後や融雪時の「ブラックアイスバーン」での事故は特に多く報告されています。
2. 12月に交通事故が多い理由
① 日照時間が短く夕方が危険時間帯
12月は1年で最も日が短い時期です。
16時台にはすでに薄暗く、車のライトを点けないと見づらい状況になります。
・学生の下校時間
・会社員の帰宅ラッシュ
と重なるため、歩行者と車の「視認性が下がる」ことで事故が起きやすくなります。
特に札幌は路面が濡れていたり雪が積もっていると光が乱反射し、
対向車や歩行者が見えづらくなる 特徴もあります。
② 年末の繁忙期で運転に焦りが出る
12月は仕事もプライベートも忙しくなる季節。
忘年会の移動や買い物渋滞、物流の増加など、街全体が慌ただしくなります。
・仕事帰りで疲れている
・早く帰りたい気持ちが焦りにつながる
・車間距離が短くなる
・スピードオーバーしやすい
といった心理的な余裕のなさが事故の大きな要因です。
③ 帰省シーズンによる「慣れない道路での運転」
普段運転しない方が年末年始だけ運転するケースも増えます。
・地元に帰って久しぶりの車
・雪道に慣れていない
・普段走らない道で判断が遅れる
これらが事故を招きます。
札幌の場合は特に「アイスバーン・圧雪路面」があり、
本州から来た方は滑りやすい路面に驚くことが多いです。
④ 路面凍結・ブラックアイスバーン
北海道ならではの12月の危険ポイントがこれ。
・路面が黒く見えるが実は凍っている
・スタッドレスタイヤでも止まらない
・横断歩道の白線が特に滑る
というどなたでも経験がある危険路面です。
冬道に慣れているドライバーでも事故を起こしやすいため、
毎年多くの事故につながる大きな要因です。
3. 交通事故の主な原因ランキング
引用:交通事故弁護士 相談広場
1位【安全不確認】
最も多いのが「一時停止したけど確認不足」というケース。
・歩行者を見逃す
・バイクの接近に気づかない
など、小さな見落としから事故につながります。
2位【わき見運転】
・景色に見とれる
・物を拾う
・カーナビに気を取られる
など、一瞬の注意不足が大きな事故の原因です。
3位【動静不注視】(だろう運転)
「来ないだろう」「渡らないだろう」という思い込みで進行し、
実際には車や歩行者と接触してしまうパターンです。
4位【漫然運転】
前を見ているのに注意が散漫な状態。
疲れや睡眠不足が要因になることも多いです。
5位【安全進行義務違反】
・ウインカーを出さない
・無理なタイミングでの右折
・スピードの出しすぎ
特に交差点は事故件数が非常に多く、注意が必要です。
4. 交通事故で負傷しやすい部位
引用:内閣府HP
■ 自動車に乗っている場合
軽症者の 78.7%が頚部(首)を負傷 しています。
いわゆる むちうち と呼ばれる症状です。
続いて多いのが 腰部の負傷。
むちうちはなぜ多い?
・衝撃が一瞬で首に加わる
・筋肉・靭帯が急に引き伸ばされる
・症状が後からじわじわ出る
これらが理由です。
事故当日は痛みがなくても、翌日から強い痛みが出ることがよくあります。
■ 二輪・自転車・歩行者
こちらは 脚部のケガが最も多い とされています。
続いて腕や手首などの上肢。
車と違って身体がむき出しで、転倒による「打撲・骨折・捻挫」が多いのが特徴です。
5. 交通事故後の正しい対応と治療の流れ
事故に遭ったときの対応を間違えると、
後から治療が受けにくくなることがあります。
正しい流れはこちらです。
① 警察を呼んで事故証明を取る
これがないと保険で治療が受けられなくなる場合があります。
必ず「人身事故」として届け出ましょう。
② 保険会社へ連絡
事故状況を伝え、治療を受けたい旨も伝えておきます。
③ 整形外科を受診し診断書をもらう
首・腰・腕・足など、痛い場所は全部 診てもらいましょう。
ここで「整骨院での治療も併用する」と伝えておくとスムーズです。
④ 通院したい整骨院を伝える
「八軒さきがけ鍼灸整骨院で治療したい」と保険会社へ伝えればOKです。
6. 当院の交通事故施術について
当院では事故後の体に負担をかけない施術を重視しています。
■ 急性期は乱暴な手技は一切行いません
むちうち直後に強く揉んだり骨を鳴らすような矯正は逆効果です。
※当院では元々バキバキする矯正は行いません※
■ 炎症を抑える電気治療が中心
初期は「痛み・腫れ・筋緊張」を抑えるための機器を使用。
状態に応じて鍼治療を併用する場合もあります。
■ 安静+回復のためのアプローチ
ただ休むだけでは改善が遅れることも多いため、
・筋膜リリース
・可動域改善
・姿勢調整
など体に負担のない手技も段階的に取り入れます。
■ 早期復帰を最優先
仕事や家事、スポーツへ早く戻れるよう、
患者様の生活背景に合わせて施術計画を立てます。
7. まとめ|交通事故に遭ったら迷わずご相談ください
交通事故は誰にでも起こる可能性がありますが、
その後の判断次第で「治りやすさ」が大きく変わります。
・事故直後は必ず医療機関へ
・痛みが軽くても早めの治療が大切
・むちうちは後から悪化する場合が多い
・保険を使って自己負担0円で治療可能
当院は交通事故治療に力を入れており、
症状や保険手続きについても丁寧にサポートいたします。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
~札幌市西区の健康相談処~
八軒さきがけ鍼灸整骨院
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
北海道札幌市西区八軒5条西2丁目5-16
八軒5・2ビル 1階
Tel:011-624-6233
当院では交通事故の無料相談も受け付けています。
気になる症状があれば、いつでもご相談ください。
ホットペッパー:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000709445/
ホームページ:https://sakigake-8ken.ystwin.com/

